メインストーリー

2XXX年、世界は「destiny」という1つの国家に統一されていた。この「destiny」は、統一国家の富の最大化を図るため、テクノロジを用いて人類の行動を監視し、効率的ではない行動を行った者は厳しく罰せられた。「destiny」による監視社会が数世紀続き、各国の文化やエンターテインメントは忘れ去られ、多くの人が効率的に富を生み出すだけの機械と化し、希望を抱くことを諦めていた。しかし、世界中に約1万人ほどのレジスタンスが、「destiny」による支配からの解放を目指し暗躍していた。レジスタンスたちは特殊な仮面を開発し、監視の目をかいくぐっていた。

ある時、レジスタンスのうちの1人がゴミ処理場を探索中に20世紀に使われていたであろうパーソナルコンピューターを発見した。その者はパーソナルコンピューターを持ち帰り修理した。そして、世界中で暗躍する仲間たちと交流できる秘密基地を旧インターネット上につくった。監視の目が届かない秘密基地で人々は忘れ去られた各国の文化やエンターテインメントによる楽しさを取り戻し、皆の手によって秘密基地は拡張されていく。この秘密基地は後に「AZITO」と呼ばれる。

世界観

destinyが支配する現実世界

テクノロジーによる監視社会で都市部は高度に発達し、気温や天候、歩道に生えている木や雑草まで全てはdestiyによりコントロールされている。外観としては近未来国家のように発達しているが、そこに人の魂や温もり、活気はなく空気は乾いている。都市部から大きく離れると、荒廃地が広がっており、通常そこで人類は生活できないとされている。都市部で排出されるゴミやガスが荒廃地に流れ、汚染が広がっている。

AZITOのメタバース世界

destinyにより支配される現実世界は、高度に発達し自然が失われた近未来国家とそれとは対照的で荒廃し腐敗した荒野という二極化が進んでいる。レジスタンスたちはなんらかの方法で何世代も前からdestinyに支配される前の自然に溢れ、多様性があった世界のことを伝え聞いていた。azitorsはこの統一前世界をユートピアと夢想し、AZITOの世界観を創り始めた。そこは現実では失われた自然に満ち溢れ、azitorsたちは自分たちの「好き」をAZITOの中に詰め込んだ。

外の世界

外の世界は大自然。destinyに支配されている世界はハイテク化が進み、人口自然はあるものの、ナチュラルな自然はなく、人々は過去に失われた自然に憧れを抱いている。自然は未開拓を示す。これから自分たちが文明を築いていく。

中の世界

部屋の中は好きを詰め込んだ中二病的な秘密基地風。